さて今回のギタ－は、グレコのレスポ－ル幻の名器（？）EG-800と思われる一本です。いわゆる成毛モデルってやつです。
製造は多分１９７５年前後で、１９８０年代の初めに知り合いから３万円で買った記憶があります。
ヘッドのグレコのロゴの形、
ネックとボディがセットネックジョイント、
ボディの裏側にバックコンタ－（くぼみ）が入っている、
シリアルナンバ－の刻印が無い、
指板のブロックインレイ、
といった点がEG-800と思われる判断材料ですね。
実は成毛モデルといいながら、成毛滋さんはこのギターに関してはまったく関与していないらしいですね。グレコが勝手に付けちゃったらしい。それ以前のモデルは成毛滋さんの意向を反映して造られていたけど、成毛滋さんが海外に行ってる間にもう少し高い値段設定の路線に切り替えたらしいです。その過渡期の数年間に造られたのが、このタイプです。（あくまでネット上での書き込み等での話しなので、どこまで本当かは判りませんが）
本体はかなり重く、木が詰まってるという感がします。音も太いしっかりした良い音ですね。
以前にペグ交換、トグルスイッチ交換、最近はナット交換とフレットすり合わせをしてもらって、よみがえりました。まだまだ使える一本です。