Blog

ファミレスV official website

リーダー中島のギター自慢 その6
2013/10/24
久々にギターの紹介です。今回はCRAFTERという韓国のメーカーのエレアコ(アコースティックギターなんだけど、シールドで繋いでアンプから音を出せる)です。
たぶん25年以上前の製造で、当時の定価が7万円の物を9千5百円で購入しました。
家の近くのやたがい楽器という中古楽器屋さんで、おやじさんに「エレアコで何か安いものない?」と聞いたら、ちょっと待ってねと言って奥から数本出してきた内の一本です。
あの有名なオベーションとまったく同じ作りで、現在オベーションの韓国製はアプローズというグレードで売られていますがおやじさん曰くそれ以前に韓国で生産していたものらしいです。
経年劣化でいい感じのアメ色になっていて第一印象でビビビッときましたね。
ネックの握りがちょっと細めかなと思ったけど、まぁ許しましょう。ただ、ハイポジションで弦高が高いのが気になってその日は買わずに引き上げました。しかし数日たっても気になってしかたない、という事はやはり自分の手元に置いておきたいという事かなぁと思い、再度赴き購入した次第です。弦高が高いのは、まぁ値段も値段だし調整の練習台でもいいからできる範囲で自分で調整してみようと思いました。
という事でまず調整したのは、弦の端が乗っかっているサドル(写真の白い部材)の高さを下げる作業です。新しく無垢のサドルを購入して、現行のサドルの形を写しとって同じ形にサンドペーパーで削り出します。その後さらに高さを少しずつ様子を見ながら削って低くしていきます。削りすぎるとやり直しはきかないので程度が難しいところです。
これで前より少しは弦高が下がりましたが、思ったほどではありませんでした。
というのは、ネック自体が反っているのでは無くネックとボディの接点からずれている
「元起き」という状態だったのですね。これを直すのはプロの仕事で安くても6万円以上はするので、もちろん止めておきました。
その後しばらくして、私がギターを習っている師匠のところに持ち込んで見てもらったところ、あとはネックを若干逆反りにしてみようかという話になりネックのロッド調整でローポジションでビリつかないギリギリで逆反りぎみにしてもらいました。
~すると、何ということでしょう~(ビフォーアフターのBGMが流れたつもり)以前よりかなり弾きやすくなったではありませんか!まだハイポジションは高めだけど、まぁここまでくれば御の字ですねー。
最近リビングに置いているギターはこれですね。何といっても見た目の色合い、たたずまいに一目惚れした一本ですから。

コメント欄
名前:(20文字まで)

本文:(300文字まで)